【プレスリリース】Empathが音声感情解析AI事業をCACへ譲渡
以下の記事はシーエーシーが事業譲受した音声感情解析AI「Empath」事業が、株式会社Empathの時にリリースした記事となります。
Empathが音声感情解析AI事業をCACへ譲渡
株式会社Empath(本社: 東京都渋谷区、代表取締役:下地貴明、山崎はずむ、以下Empath)は、株式会社シーエーシー(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 西森良太、以下CAC)に対して音声感情解析AI事業を譲渡する事業譲渡契約を同社と締結しました。
■事業譲渡の背景
Empathは「共感で声を響かせる」というミッションのもと、共感形成を増幅するためのAI技術を開発してきました。Empathは音声および言語解析を中心としたAI技術を提供する「JamRoll」事業と音声感情解析AI事業の二つの事業展開をしてきましたが、今回後者の音声感情解析AI事業をCACへ譲渡することを決定しました。
CACは「テクノロジーとアイデアで、社会にポジティブなインパクトを与え続ける企業グループへ」というビジョン(CAC Vision 2030)のもと、産業や社会の課題を解決するために自らのデジタルプロダクトとサービスを提供する「プロダクト&サービス事業の確固たる確立」を経営戦略の柱に掲げています。Empathの音声感情解析AI事業はこのCACの戦略実現に貢献できる、また、CACが有する画像解析技術と音声解析AIとを組み合わせたマルチモーダルAI解析への拡張可能性が開かれることから、今回の事業譲渡契約締結に至りました。
■音声感情解析AI Empathについて
「Empath」は音声から感情をリアルタイムで推定する国産の感情解析AIです。これまで世界50か国3,000社で活用されており、ロボティクス、メンタルヘルスケア、エンターテイメントなど多様な領域での導入実績があるほか、コールセンター領域では顧客満足度の測定、応対品質の向上、オペレーターの定着率向上、アウトバウンド・コールでの成約率向上にご利用いただいております。詳細は以下のURLをご参照ください。
声ダケノ感情認識テスト Empath (webempath.net)
■今後の予定・展望
本年5月初旬をめどに事業譲渡を完了させる予定であり、その後は、CACが自社の営業リソースや顧客基盤も活用しながら、音声感情解析AI事業の拡大を図ります。
<株式会社シーエーシー概要>
所在地: 東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
代表者: 代表取締役社長 西森良太
資本金: 4億円(東証プライム市場 株式会社CAC Holdingsの100%子会社)
事業内容: システム構築サービス、システム運用管理サービス、業務委託サービス
コーポレートサイト: 株式会社シーエーシー(CAC)| ICTで新しい価値を
<Empath Inc.概要>
Empathは世界50ヶ国3,500社以上で採用実績のある音声感情解析AI「Empath」をはじめとして、音声認識、会話解析など音声分野におけるAI領域の研究および開発を行っています。2022年6月にはこれまで開発してきたAI技術を総動員した商談解析AI、JamRollをリリースしました。Viva Technology、IFA Next、Tech in Asia Singaporeなど、これまで海外のピッチコンテストで10度以上優勝しているほか、Google Launchpad Accelerator日本第一期生として採択されています。また経済産業省が主導する「J-Startup」プログラムにも選抜されています。